石山寺(2)〜石の上にも数千年。平安貴族のリゾート地

さて、石山寺の名称の由来ですが、まさに「石」の「山」。

珪灰石といわれる、石灰岩が高熱によって変成されたもので、ここのは珍しいくらい大きいのだそう。国の天然記念物に指定されているそうです。

ゴツゴツ。ワイルドだぜ〜

寺の敷地内全体がゴツゴツした岩場のようです。硬い岩盤の上にあるのでしょう

岩場と緑のフォルムがインパクト大

平安貴族に人気のスポット

平安時代には石山寺詣が貴族の間でブームになり、こぞって訪れたといいます。紫式部がここで源氏物語の構想を練った、という話は有名ですが、ガイドさんの説明にはさまざまな時代の人物の名前が出てきました。

石山寺が貴族たちに人気になったのは、菅原道真公の孫である淳祐が座主だった時代。淳祐さんは病弱だったそうですが、学問を究め、天皇の補佐をするような役目も果たしていたため、貴族たちもこぞって訪れたようです。

石山寺 御影堂

弘法大使と淳祐内供を祀る御影堂

そういえば、源氏物語に「石山詣」という言葉が出てきた記憶が。考えたら京都から大津って、今なら電車で10分くらい。貴族にとってはちょっとしたリゾート地みたいなものだったんでしょうかね?

瀬田川を望む月見亭

昔の人はここから瀬田川に浮かぶ月を愛でたとか。風流ですな。
今では木々の緑がうっそうと生いしげり、川があることすらわかりません。

月見亭の近くに芭蕉庵もあったけど、写真撮り損ねました。

高床式の校倉造。現物を観れるとは

たぶん中学の頃、社会科の教科書で見た校倉造。築何年だ?
滋賀県で最古の校倉造の建造物なのだそうです。

この写真、構造マニアか!

こんな写真しか撮ってなかったとは、自分でもびっくり。

この下に安産石なるものがあり、家族連れのママが座って写真を撮っていました。

今さらながら、「御朱印」デビュー

これまでかなりの寺社仏閣をめぐって来ましたが、「歴史的建造物」への関心が主であって、あまり御利益など考えてもいなかったため、御朱印をいただくこともありませんでした。
今回、ガイドさんから「御朱印戴かれるなら待ってますよ」と言われて「そんなに御朱印もらう人が多いんだな〜」と思い、初めて思い立ちました。

紫式部の絵が表紙の御朱印帳を購入し、人生初の御朱印をGET。

これが人生初「御朱印」

いい記念になりました。

石山寺について調べてみたら、まだまだ見どころがたくさんあったようです。もっと余裕を持って、しっかり下調べしてから行けばよかった。

そして残念ながら時間もだいぶ経ってしまって記憶もおぼろげ。

やっぱり、思い出は新鮮なうちに綴るべきですね。